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事業に先立ち、村では棚田実行委員会を結成しました。
メンバーは、パンヤン村33人、ナムクワン村14人、フアイウィン村15人です。3カ村では互いに交流しあってワークショップを開催、討論しています。
水源地と棚田の標高差が少なく水源地との距離が短い、水源地の近くまで焼畑が広がっていること、生活水への使用が多くて農業用水に行き渡らないなど、やはり水の問題が多く話されています。棚田を拡張する前に大型チェックダム(堰)を設置して、水路の拡張が必要だと結論がでました。また、天候不順で水稲が腐ったり旱魃の被害にあうという問題、ねずみの被害などの対策をみんなで話し合っています。日本ではもぐら対策にペットボトル風車を廻しています。ねずみにも効果があるのか、村でも作ってみることにしました。
2009年度の実績
■棚田の造成
ナムクワン村4.5ライ、パンヤン村6ライ、フアイウィン村3ライの3カ村合計で13.5ライ(2.16ha)造成。
これまでの合計で、3カ村合わせて約70ライ(約11ha)の棚田が完成しました。
■土木事業
ナムクワン村:チェックダム(小型の堰)5箇所、貯水池5箇所新設。
パンヤン村:山の中腹に大型・共同貯水池を設置。13家族が小型の池を13箇所設置。
フアイウィン村:現在の2箇所の池を深く掘って貯水量を増やした。貯水・養魚池4箇所新設。
■生態系保全型農業
増設や新設した貯水・養魚池に1万4千尾の養魚を放流。
堆肥床を製造。1家族平均6袋の堆肥をつくり、野菜と堆肥を売って副収入を得た。
アグロフォレストリーの試みとして、焼畑放置の土地に、茶、コーヒーの苗木を2万本植林。
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