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千葉県・「ちば四季彩の森」 2009年度活動報告
活動実施日:2009年3月6日

2009年度の3月の植樹活動については昨年と同様、2日間に亘っての活動を予定していたが、天候不順のため1日目の6日のみ小雨の中決行し、2日目の7日は雨のため中止することになった。

ザ・パックボランティア隊の皆さんが植林現場の上総亀山の山中に到着したのが10時、早速作業説明にはいる。手間のかかる鹿対策用サプリガードについて念入りに説明する。角型サプリで一番注意が必要なのは、支柱に結束する角を間違わないこと、間違うと四角にならず平たくなり苗木を圧迫してしまう。

植林の場所を3箇所(3班)に区切り、本数分の苗木及びサプリガードと防草シートのセット、道具類を分配、班単位で管理するようにした。作業は2人1組で行なう。穴を掘り苗木を植えて土をしっかり被せる。黒の防草シートで覆い5箇所をペグで止める。四角柱にしたサプリを苗木に被せて支柱に結束バンドで固定する。サプリをペグで固定する。というのが大体の手順であるが、もうひとつの注意点は、サプリがずり落ちないように、サプリと支柱とを頭頂部でしっかりと結束することである。ここまで行なえば鹿に食べられることはほとんどない。また、防草シートの分だけ草が生えないので、サプリガード(苗木)によく陽があたり枯死するものも少ない。

千葉植林
小雨の中サプリガードの設置方法など作業の説明をする

千葉植林
2人1組のペアで行なう


当日は、小雨の中レインコートを着ての作業となり、急斜面での怪我などがないよう作業は慎重に進めなければならなかった。また、3月の初旬なので、お目見えにはまだ早いと思っていたヒルが、暖冬ののせいか、長靴の上を這い出す。塩に漬けたゲートル(塩バンド)を長靴に巻けばヒルはそれ以上昇れないのだが、塩バンドが間に合わず何名かの方が吸血されてしまった。塩バンドの準備を怠ったのが反省点である。それにしてもこのヒルの多さは鹿が増えていることの証拠でもある。

千葉植林ご参加くださったザ・パック株式会社の社員の方々30名は、足場の悪いのもものともせず、通常とほぼ同じペースで次々と苗木を植え、約2時間でクリ、オニグルミ、ケヤキのあわせて80本の苗木を、サプリガードを付けて植樹することができた。今回の植林は1・2年目に植樹した場所と隣り合わせ、道を挟んだ場所で実施した。事前準備としては、道の下側は残材をかたづけユンボで整地して40本分を確保、道の上側はたいへんな傾斜地であるが草刈をして40本分、合わせて80本分を整地して、植樹場所には目印の棒を立てておいた。

雨の中でも余裕の笑顔?

千葉植林  1本植えて記念に撮影

「ちば四季彩の森」では3年間で約0.5ha、約545本を植樹した。初年度がカツラ、クヌギ、クリ、オニグルミ、ケヤキ、トチ、ミズナラ、イロハモミジの 8 種類360本、2年目がケヤキ、コナラ、唐カエデ、ネムノキ、コブシ、白モクレンの6種類105本、そして今年はまたクリ、オニグルミ、ケヤキ80本を植樹し、全部で13種類の木の混交林となった。単一樹種の人工林に比べて性質の違った樹種が混在する混交林は、病虫害や気象災害にも抵抗力があり、生態系保全の面でも優れている。今後も草刈りなどのメンテナンスを行いながら、苗木が大きく育つまで見守っていきたい。

今回をもって「ちば四季彩の森」での植林は完了し、来年は、昨年実施した果樹の植樹(豊果の森)を広げる予定である。また、約20km離れた木更津市真里谷(まりやつ)での竹林を活動地とし、里山復元活動を開始する予定となっている。


備品が不足したところに配達


二人掛かりで苗木にサプリを被せる

 

  
急斜面に足を取られないように踏ん張って作業  ほぼ終わりに近い頃、林立したサプリが目立つ  最終段階、作業進捗の確認 

 





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