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千葉県・「ちば四季彩の森」 2008年度活動報告
活動実施日:2009年2月14日・15日

植林 2 年目となる今年は 2 日間にわたる日程で、 1 日目は企業の社会貢献活動としての植林活動、 2 日目は青年ボランティアを中心とした広葉樹の植林を実施した。

前日は大雨注意報がでていた1日目、去年のような豪雪ということはなかったが、今年もまた不安定な天候にあたり、当日の朝まで作業が実施できるかどうかわからない状況だった。幸いなことに当日朝は雨も上がり、活動開始時間には例年にないほどの好天気となったが、前日とは打って変わっての真夏のような気温となり、上着やセーターを着込んできた参加者は、皆大汗をかいての作業となった。

この日は千葉の植林サイトには初参加のザ・パック株式会社社員 31 名の方々と果樹の苗木を植える作業を実施した。ザ・パック株式会社は現在 EFF の国内植林活動のメインドナーであり、これまで奈良、岩手、広島、沖縄のすべての活動において最多数のご参加をいただいている植林作業のパートナーでもある。

EFF のこれまでの植林活動で果樹を中心に植えたことはなかったが、今回の場所は全体に日当りが良く傾斜がなだらかだったので果樹栽培に適していたことと、植えた人が成長を楽しみにして 2 度、 3 度と足を運んでくれるかもしれないという期待を込めて、今回初めてトライすることにした。



樹種は梅( 南高、鶯宿) 、すもも( ソルダム、ビューティ) 、桃( 川中島白桃、川中島白鳳 ) 、ヤマモモ、柑橘類(本ユズ、甘夏)、姫りんご、次郎柿、ユリノキ(花木) とバラエティを持たせてチョイスした。梅やすももの場合は受粉樹が必要なため 2 種類ずつ植えたのと、その他はどの種類が土地に合ってよく成長するかわからなかったので、いろいろと植えて試してみようと考えた結果だ。収穫の時期もそれぞれ違えば、楽しみも多くなる。


この地域で苗木を植える際は、鹿よけのためのサプリガードをすることは鉄則であり、樹種が変わっても作業は同じである。まずはサプリガードのネットの組み立て作業から始まり、それから穴を掘って肥料を入れ、苗木を植えたら雑草抑制のためのシートを敷く。そしてサプリガードでカバーして、ようやく 1 本植樹完成。これだけの作業に二人がかりで 30 分近くかかる。



今回は、植えた苗木にそれぞれ手書きのネームプレートをつけることにした。間伐材を輪切りにした木製プレートを用意して、マジックで日付や名前と、思い思いの記念の言葉を書いてもらった。このプレートがついている苗木が将来成長して実をつけたあかつきには「収穫の権利あり」という目印でもあるので、皆さん念を入れてプレートを結びつけていた。 「桃、栗 3 年、柿 8 年」というけれど、今回植えた桃の木は本当に 3 年後に実ができるのかどうか。それも今後のメンテナンス次第かも知れないが、やはり果樹を植えるのは先の楽しみがあっていい。

午後 1 時には予定していた 70 本を植樹し終えて、この日の作業は無事完了。バレンタイン・デーのこの日に、女性たちのお誘いを振り切って植林活動にご参加いただいたザ・パックの皆様、本当にありがとうございました。大変お疲れ様でした!






2 日目の日曜日は、 1 日目に引き続き天気は良好。参加者数はスタッフ含めて 53 名となった。この日の作業エリアは昨年植林を実施した場所の続きで、参加者も前回参加の方が半数近くを占めていたので、作業にも慣れていることを期待して植樹の本数は少し多めの 100 本を用意した。作業は、 4 人 or 5 人 1 組にスタッフ 1 名がついて、約 5 人ずつ 10 班に分かれてとりかかった。

前日の植林場所とは違い、こちらはかなり急斜面での作業なので、足場をしっかり見ていないと怪我につながる可能性が高い。斜面を何度も行き来せずに済むように、作業道具はグループごとにまとめて 1 回で運ぶように段取りした。

それでもやはり、斜面での穴掘りは時間がかかり、また石が多い地面なのでサプリガードの支柱を立てるのに労力が要り、作業は思った以上に時間がかかった。掘った穴に土を戻す時は雑草や石が入らぬようにと皆さんに注意して始めてもらったが、掘ってみると土の中は雑草やつる草の根が深くはびこっているし、周囲は枯れ草だらけで、とても土だけ分けて戻すことなど無理な状態。なるべく大きなものだけよけて土を戻そうと努力したが、それだけでも根気のいる作業だった。

 

しかし参加者の青年ボランティアの人たちが、元気で楽しそうに取り組んでくれるのは有り難い。彼らの働きのおかげでいつもこの千葉サイトでの活動が活気づいている。
初参加グループの「保育園パパさんチーム」も、アウトドア志向でキャンプなどに慣れているせいか植林作業も手慣れたもので、力仕事もお任せの頼もしい存在だった。また、この植林活動を支援して寄付をくださっている株式会社トラストの社長さんと社員さんも、継続して参加してくださり、前回参加の経験を生かして手際よく作業を進めていただいた。このような方々に支えられてこそ、この場所で活動を続けることができている。

今回植えた苗木は、ケヤキ、コナラ、唐カエデ、ネムノキ、コブシ、白モクレンの6種類。かわいい花がつく白モクレンは、緑化活動ではあまり使われない樹種だが、季節の楽しみを考えて取り混ぜてみた。うまく根付いてくれるといいのだが。前回植林した樹種の中ではカツラが一番元気に育っている。他の樹種もおおむね良好だ。

地面の状態が悪く穴をほることができない場所が数箇所あって、予定していた本数を植えるスペースが足りなくなってしまうというイレギュラーはあったが、 2 日目も無事、怪我人もなく作業を終了した。 2 年間かけて植えた約 0.4ha の植林地だが、今後はメンテナンスに注力し、緑豊かな森に育てていきたい。

参加者の皆さん、協力者の皆さん、ありがとうございました。





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