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優れた紙原料・さとうきびバガス さとうきびバガス紙ができるまで さとうきびバガス紙商品一覧バイオマス資源としてとのさとうきびバガス


さとうきびバガス紙ができるまで

無農薬栽培されたさとうきびから、塩素フリーで作られるEPPCO製のバガスパルプへ。
そのパルプを使って作られる紙は、地球にやさしいエコロジーペーパーとしてユーザーの皆さんの元に届きます。

さとうきび畑(タイ国ナコンサワン県)

バガスパルプの原料になるさとうきびはタイ中部のナコンサワン県で栽培されています。畑の面積は約6万haで、東京23区とほぼ同じ面積です。畑の所有者は各契約農家で、約1万人の農民が働いています。契約農家の畑では農薬を使わずに、さとうきびの生育を阻害する虫には虫で対応し、より安心安全な栽培を心がけています。

さとうきびの収穫
害虫の卵を食べる益虫

製糖工場・カセット・タイ・シュガー(Kaset Thai Sugar タイ国)

世界最大規模を誇る製糖工場カセット・タイ・シュガーでは、年間4百万トンのさとうきびを搾っています。工場の稼動時期(12月から3月)には、1日4万5千トンのさとうきびを処理するために、2千台の大型トラックが入場し、40秒に1台というスピードで積荷を捌くことになります。
原料さとうきびの約3割、120万トンが絞りかす(バガス)として排出され、このうち50万トンが隣接のバガスパルプ工場(EPPCO)にベルトコンベアで運ばれていきます。

カセットタイシュガー

広大なバガスヤ ード


パルプ工場・EPPCO(タイ国)

バガスパルプを専門に生産する大規模工場で、年産10万トン(日産300トン)のパルプを製造しています。
原料バガスは隣接する製糖工場からコンベアで搬入するので運搬コストがかからず、その分パルプの価格も低く抑えられます。バガスは木材チップに比べてやわらかいので製造時のエネルギーや薬品の使用量も少なくて済むのもエコロジカルなポイント。漂白工程では塩素を使わず(ECF※)、環境に配慮しています。
※ECF−Elemental Chlorine Free:無塩素漂白。一般にはパルプを漂白する工程で塩素ガス(Cl2)が使われますが、ECFは塩素ガスの代わりに二酸化塩素(ClO2)を使う方法で、有機塩素化合物をほとんど排出 しません。

コンベアでバガスを搬入 パルプ製造ライン

日本の製紙工場

日本に輸入されたバガスパルプは、製紙工場で再び溶かされ、印刷用紙、薄葉紙、包装用紙などさまざまな用途の紙に抄造されます。バガスパルプ100%のものから、木材パルプや古紙パルプとミックスしたものまでさまざまに作られていますが、バガスパルプから作られる紙は密度が高く、しっかりとした硬さが特徴としてあげられます。


紙加工メーカー

バガス紙を紙袋やティッシュペーパーなど様々な商品として加工します。紙ナプキン、ランチョンマット、コースターや箸袋など、食品産業で利用される紙製品も多く、古紙の利用が規制されている食品業界では、特にバガス紙の利用が推進されている傾向があります。

さとうきびバガス紙商品一覧  

グリーンコンシューマー(個人・企業)

グリーン購入ネットワーク (GPN) の「印刷・情報用紙」の購入ガイドラインには、そのひとつに、環境に配慮したバージンパルプとして、資源の有効利用に資する「再・未利用材」 ( バガス等農業副産物 ) を多く利用していることと、明示してあります。バガスを利用した商品の購入が広く普及し、利用されることが望まれます。




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